設立概要、ロゴマーク

3R・資源循環推進フォーラム 設立概要

事業
  1. 3R・資源循環に関する研鑽・啓発
  2. 3R・資源循環に関する先進的事業の実施・支援
  3. 3R・資源循環に関する調査研究の実施・支援
  4. 3R・資源循環に関する国内外の情報の収集、提供
  5. 前4項に掲げるもののほか、本会の目的を達成するために必要な事業
会員 会員は、地方公共団体、企業、業界団体、研究機関、NGO・NPO等の団体(任意団体を含む)を対象
組織図
所在地 〒130-0026 東京都墨田区両国 3-25-5 JEI両国ビル8階
公益財団法人 廃棄物・3R研究財団内
TEL 03-6908-7311 / FAX 03-5638-7164
設立概要 ~ごみゼロ・循環型社会めざして
平成4年(1992)9月 「ごみ減量化推進国民会議」として発足
平成14年(2002)7月 「ごみの減量」から、さらに一歩踏み込んだ「ごみゼロ社会づくり」を、目指し「ごみゼロパートナーシップ会議」と名称を変更して活動
平成18年(2006)1月 「3R活動推進フォーラム」発足
平成19年(2007)5月 「3R活動推進フォーラム」事務局が財団法人廃棄物研究財団(平成24年から公益財団法人廃棄物・3R研究財団)に移る
令和6年(2024)4月 「3R・資源循環推進フォーラム」に名称を変更

1.設立の経緯

「3R・資源循環推進フォーラム」の前身は、平成4年(1992)に設⽴された「ごみ減量化推進国⺠会議」にあります。平成3年(1991)10月、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」が改正され、従来からのごみの適正処理に加え、排出抑制、分別、保管、再生(リサイクル)等による「ごみ減量化」の推進が大きな柱(法目的)として加えられ、同時に国⺠、事業者、国及び地⽅公共団体にあって、ごみ減量化の積極的推進が求められることとなりました。そのため、「ごみ減量化」を強力に推進するため、幅広い国⺠運動を展開する機関として、平成4年(1992)9月、「ごみ減量化推進国⺠会議」が(社)全国都市清掃会議を事務局として設⽴されました。その後、同会議では、再生紙利用促進、自動販売機の在り⽅、包装について具体的な検討作業を精力的に行っています。その結果、平成7年(1995)6 月には、再生紙使用マーク(Rマーク)の設定、「マイ・バッグ・キャンペーン運動実施要領」の制定などが行われてきました。

平成12年(2000)6月、「循環型社会形成推進基本法」が公布されました。21世紀を迎え持続可能な社会を構築するためには、「ごみゼロ型社会」すなわち「循環型社会」への転換を推進することが強く求められることとなりました。そのため、平成14年(2002)7月、「ごみ減量化推進国⺠会議」から、更に一歩踏み込んだ「ごみゼロ型社会づくり」(循環型社会づくり)の活動へと進むべく、「ごみゼロパートナーシップ会議」へと改称されました。

平成17年(2005)4月、日本は「3Rを通じた循環型社会の構築を国際的に推進するための日本の行動計画」(ゴミゼロ国際化行動計画)を発表し、国内での循環型社会づくりを基礎として3Rの国際的推進に主導的役割を果すことを世界に宣言しました。こうした国際的な動きを踏まえ、我が国の循環型社会づくりの一層の加速化と地球規模での循環型社会の形成に寄与することが求められてきました。そのため、3Rに関する社会的取組や先進的技術による取組をさらに進めるほか、会員相互の連携した活動の展開など、循環型社会への変革を強く意識した3R活動を一層推進するため、「ごみゼロパートナーシップ会議」を拡充発展させ、平成18年(2006)1月、「3R活動推進フォーラム」(会⻑:加藤三郎環境⽂明研究所代表(当時))が発足しました。そして、平成19年(2007)5月、(社)全国都市清掃会議から(財)廃棄物研究財団(平成23年12月に(公財)廃棄物・3R研究財団に移行)に事務局が移りました。

2.現状と将来に向けて~3R・資源循環推進フォーラムの始動

それ以降、フォーラムは、特別の利益を代表することのない公益的団体として、関係者、関係機関が一体となった3Rによる循環型社会づくりを進めてきました。
近年、資源・エネルギーや食糧の需要の増大、プラスチックごみをはじめとする廃棄物の発生量の増加が世界全体で深刻化しており、廃棄物分野の脱炭素化の強化、追加的なプラスチック汚染をゼロにすること等を目指すことが世界の潮流となっています。国際的にも循環経済・資源効率性が一つのテーマとして議論されているところです。
資源を徹底的に循環利用するためには、従来の3Rによる循環型社会づくりに係る取組に加え、現在の資源循環・循環経済に関する国内外の課題認識を踏まえながら、これまで以上に市民の皆様に分かりやすく情報提供することが必要となっています。
以上のようなことを考慮し、令和6年4月、組織の名称を「3R活動推進フォーラム」から「3R・資源循環推進フォーラム」に改めました。市民や事業者の皆様、行政、研究機関が一体となったプラットフォーム機能を強化して、これまで以上に環境省をはじめとする府省や会員の皆様と連携し、幅広いステークホルダーが情報共有、相互連携できることを目指しています。