会長挨拶

会長

この4月より、これまで3R活動を推進してきました「3R活動推進フォーラム」は、「3R・資源循環推進フォーラム」として、新たなスタートを切ります。

これまでの私たちのごみ減量化や3Rの取組についての国民運動の歴史を振り返りますと、経済成長に伴うごみの増加に対して、国民、事業者、行政が一体となって、ごみの減量化を推進することが強く求められたことがわかります。こうした要請にこたえるために、平成4年に「ごみ減量化推進会議」が設立されたことが本フォーラムの起源です。
この活動は、21世紀を迎え、持続可能な社会の構築に向け、廃棄物の発生そのものを抑制するなど3Rの取組によって循環型社会を実現するために、「ごみゼロパートナーシップ会議」へと平成12年に改称されました。
さらに、平成16年6月のG8サミットにおいて「3Rイニシアティブ」が我が国の提案により合意されたことを踏まえ、「ごみゼロ国際化行動計画」を推進するため、「ごみゼロパートナーシップ会議」を拡充発展させ、「3R活動推進フォーラム」として平成18年から活動を開始してまいりました。
このフォーラムは、特別の利益を代表することのない公益的団体として、関係者、関係機関が一体となった3Rによる循環型社会づくりを進めてゆくことが大きな特徴です。
そして、令和の時代に入り、資源・エネルギーや食糧の需要の増大、プラスチックごみをはじめとする廃棄物の発生量の増加が世界全体で深刻化しており、廃棄物分野の脱炭素化の強化、追加的なプラスチック汚染をゼロにすること等を目指すことが世界の潮流となっています。
資源を徹底的に循環利用するためには、従来の3Rによる循環型社会づくりに係る取組に加え、現在の資源循環・循環経済に関する国内外の課題認識を踏まえながら、これまで以上に市民の皆様に分かりやすく情報提供することが必要となっています。

以上のようなことを考慮し、このたび、組織の名称を「3R活動推進フォーラム」から「3R・資源循環推進フォーラム」に改め、市民や事業者の皆様、行政、研究機関が一体となったプラットフォーム機能を強化して、これまで以上に、環境省をはじめとする府省や、会員の皆様との連携を強化し、幅広いステークホルダーが情報共有、相互連携できることを目指すことといたしました。
こうしたプラットフォーム機能を発展・拡充するために、従来の発想を超えた新たな取組などを行っていきますので、一層のご支援、ご鞭撻の程よろしくお願いいたします。

3R・資源循環推進フォーラム
会長 細田衛士