北海道 |
ヨコハマタイヤリトレッド株式会社北海道事業所 |
昭和48年から、走行により摩耗したタイヤの接地面を削り、表面に更生タイヤ用ゴムを貼り付ける方法でタイヤを再生してきた。特に再生スタッドレスタイヤは北海道事業所が中心となって進めるなど、同社の中で大きな役割を担ってきた。これらの取組により廃棄物の発生抑制と資源消費量を削減してきた。 |
福岡県 |
株式会社JR博多シティ |
当施設は1日に15万人が訪れる大型商業施設である。平成23年から屋上緑化や太陽光パネルの設置、テナントへのごみの排出指導を実施。平成29年からは19種類のごみ分別指導を進めるとともに、大型処理機を導入して生ごみ飼料化を進める等、ごみの減量資源化を推進。さらに、近隣の子供たちを対象とした体験学習会や環境イベントを実施する等、子供たちの環境意識の向上に寄与している。 |
三重県 |
井村屋グループ株式会社 |
平成17年のISO14001取得を契機として食品廃棄物の発生抑制・再生利用等を実施。具体的には中華まんの生地余りやカステラの端材等の養鶏・養豚用への飼料化、小豆カス等を堆肥化して自社で使う野菜栽培への使用。さらに、規格外商品の地域住民への廉価販売、出荷許可期限が切れた商品等を社会福祉協議会等への寄付等。長年にわたるこれらの取組によりリサイクル率90%以上を維持している。 |
熊本県 |
メルシャン株式会社八代工場 |
平成27年から焼酎製造時に発生する蒸留残さ(焼酎粕)を県内の養豚農家と協力し給餌飼料として利用を開始。これらの取組により、平成27年からの6年間に7158tの焼酎かすを餌として再利用し、CO2削減にも寄与した。また、キリンホールディングスや東京大学との共同研究を通じ、麦焼酎粕が肉質向上につながることを解明し、飼料コストの低減ばかりでなく肉質向上へとつなげている。 |
京都府 |
株式会社島津製作所 |
令和2年1月より取引先と共同で、各事業所のごみ保管場所の天井にIoTセンサーを設置し、廃プラスチックの保管量をリアルタイムで把握し、回収する取組を開始。このシステムでは最適な回収タイミングと最適な回収ルートを自動で提案できるため、収集車両の走行距離の減少によるCO2排出量削減を実現。さらに、これまで量が少ないために焼却等に回っていたプラスチックの共同回収が可能となり、リサイクル率の向上に寄与している。 |